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ボーイング、引け後に暫定決算公表 時間外で株価下落=米国株個別

材料
2025年1月24日 6時53分

(NY時間16:53)(日本時間06:53)時間外

ボーイング<BA> 176.30(-2.20 -1.23%)

ボーイング<BA>が時間外で下落。引け後に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、売上高見通しが152億ドルと予想を下回ったほか、1株損益の赤字見通しも予想以上だった。民間航空機部門の業績見通しは、納入数の減少や777Xおよび767プログラムにおける税引前費用11億ドルなど、国際機械工労組(IAM)による作業停止および合意に関連した影響を反映させたとしている。

また、777Xプログラムの税引前費用は9億ドルだが、IAMとの最終合意に伴う人件費増を反映させたもので、今後数年に渡って発生する見込みだとも述べた。

同社は声明で「目先の課題はあるものの、第1四半期にはIAMに代表されるチームメイトとの合意や、バランスシート改善を目的とした資本調達を成功させるなど、事業を安定化させるための重要なステップを踏み出した」と述べた。なお、777-9の初納入は2026年を予定しているという。

(10-12月期・第4四半期の暫定決算)

・1株損益:-5.46ドル(予想:-1.32ドル)

・売上高:152億ドル(予想:167.6億ドル)

民間航空機:48億ドル(予想:47.5億ドル)

防衛・宇宙・セキュリティ:54億ドル(予想:65.2億ドル)

・営業キャッシュフロー:-35億ドル(予想:-36.2億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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