FDKの第3四半期営業利益は12.5倍で通期計画を上回る
FDK<6955>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(24年4~12月)連結決算を発表しており、売上高481億3500万円(前年同期比4.9%増)、営業利益13億800万円(同12.5倍)、最終利益6億9800万円(前年同期5200万円の赤字)となった。
電子事業のスイッチング電源などは落ち込んだものの、電池事業でニッケル水素電池が国内外の市販・工業用途向けや海外の車載用途向けに伸長したほか、設備関連ビジネスで自動車関連設備が増加した。電池事業の売り上げ増や原材料価格の変動、円安効果などがあり、営業利益は大幅増益となった。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高630億円(前期比0.5%増)、営業利益13億円(同2.3倍)、最終利益3億5000万円(同2.9倍)の従来見通しを据え置いている。