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豪ドル週間見通し:伸び悩みか、12月貿易収支が有力な手掛かり材料に

通貨
2025年2月1日 14時09分

■下落、日豪金利差縮小を警戒

今週の豪ドル・円は下落。日本銀行は今年半ば頃に追加利上げを行う可能性があること、豪準備銀行(中央銀行)による利下げの可能性は残されていうことから、日豪金利差の縮小を警戒した豪ドル売り・円買いが観測された。豪ドル・円は96円を下回った。トランプ米政権による関税導入は世界経済に悪影響を与えるとの懸念があることも豪ドル相場の反発を抑える一因となった。取引レンジ:95円57銭-98円23銭。

■伸び悩みか、12月貿易収支が有力な手掛かり材料に

来週の豪ドル・円は伸び悩みか。2月6日発表の12月貿易収支が有力な手掛かり材料となりそうだ。貿易黒字額が市場予想を下回った場合、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは抑制される可能性がある。原油先物の値動きも注目されそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・3日:12月小売売上高(予想:前月比-0.6%)

・6日:12月貿易収支(予想:+63億豪ドル)

予想レンジ:95円00銭-98円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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