米上院委員会がケネディ氏を承認　ファイザーが下げに転じ、モデルナも売り強まる＝米国株個別

（NY時間11:06）（日本時間01:06）

ファイザー<PFE>　25.67（-0.53　-2.02%）

モデルナ<MRNA>　34.96（-1.60　-4.36%）

トランプ大統領から米保健福祉省の長官に指名されているロバート・ケネディ・ジュニア氏が米上院財政委員会の２回目の厳しい公聴会を経て承認され、本会議の投票に進む。委員会は共和党員１４名がケネディ氏を推薦し、民主党員１３名が反対票を投じた。ケネディ氏が本会議で承認されれば、ＦＤＡと疾病対策センターを管理し、連邦予算の約４分の１を監督することになる。

ケネディ氏はワクチン懐疑派として知られているが、同氏は「ワクチンは重要な役割を果たしている」と述べ、ワクチンに反対する立場ではない点を強調している。同氏は環境保護活動に取り組んできた一方、自身のＳＮＳなどで明確な科学的根拠を示さず、ワクチンの安全性に疑問を呈してきた。

これを受けて、決算を受けて上昇していたファイザー<PFE>が下げに転じ、モデルナ<MRNA>も売りが強まっている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース