ノムラシステムコーポレーション---24年12月期増収増益、強みの人事ソリューションを中心に営業活動を推進
ノムラシステムコーポレーション<3940>は14日、2024年12月決算を発表した。売上高が前期比11.2%増の32.75億円、営業利益が同10.8%増の5.15億円、経常利益が同10.5%増の5.15億円、当期純利益が同1.8%増の3.66億円となった。
同社を取り巻く環境においては、オンライン会議システムやクラウド型システムの導入、SAP ERP 6.0(R)の標準サポート保守期限に伴う基幹システム移行対応、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取組みなど、企業のIT投資のペースは引き続き増加する傾向にある。このような経営環境のもと、同社は、SAP ERPパッケージ導入のプライム(元請け案件)をより多く受注すべく、同社の強みである人事ソリューションを中心に営業活動を推進してきた。合わせて、FIS(Function Implement Service)、RPA及びPMO事業の営業も積極的に行い、受注の安定に努め、顧客基盤の拡大を図ってきた。
2025年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.0%増の34.72億円、営業利益が同18.9%減の4.17億円、経常利益が同18.9%減の4.17億円、当期純利益が同22.3%減の2.85億円を見込んでいる。
《ST》