ベッセント米財務長官、明日に中国側と初の電話会談を行う
先ほどベッセント米財務長官のブルームバーグとのインタビューが伝わり、中国とFRBについて言及。中国については、明日21日午前に中国側と初の電話会談を行うとした上で、中国に経済のリバランスの必要性を説く意向を示した。人民元については、価値付けが難しく、異なる均衡状態にある。どのような学術モデルでも人民元は割安だと述べた。
一方、FRBについては、パウエルFRB議長と毎週朝食をとっていることを明らかにした上で、昨年9月の利下げは過大だったと繰り返し言及。また、現在のFRBの政策についてはコメントしないが、過去については発言するとも述べた。
また、大幅なインフレ上昇の大きな要因は規制だったとの認識も示した。欧州の過剰規制に対するドラギ前ECB総裁の評価を強調している。
なお、対ロシア制裁については、米国は強化・縮小のいずれの用意もあるとした上で、必要であれば制裁を解除する意向を示した。
その他、他国の通貨操作を望まないとも語った。
株探ニュース