新興市場銘柄ダイジェスト:ジェノバは大幅反発、ティムスが大幅続落

材料
2025年2月21日 16時13分

<6573> アジャイル 77 -1

もみあい。株主優待制度新設を発表したが株価に対する反応は限定的となっている。新しい取り組みのエンターテインメント事業についてのより深い理解と中長期的な株式保有を中心に一層の支援をしてもらうことなどを目的として、同社グループ主催のイベントに抽選で株主を招待する株主優待制度を新設する。100株(1単元)以上を保有する株主を対象とし、第1回の招待企画として25年6月30日(月)を基準日とし、基準日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上保有の株主を対象に開始する。

<6597> HPCシステムズ 1293 +42

急反発。NVIDIA HGX B200(最新Blackwell GPUアーキテクチャ)を8基搭載したハイエンドGPUサーバー「HPC5000-XGRAGPU8R10S-NVL」を中核とするローカルLLM(大規模言語モデル)環境の導入・運用をワンストップで実現するソリューションの提供開始を発表した。ローカルLLMはローカル環境で動作するため、クラウド利用に伴う従量課金が発生せず、情報漏洩やプライバシー上の問題もなく、企業や研究機関が機密性の高い情報を扱う場合に最適としている。

<5570> ジェノバ 790 +50

大幅反発。20日の取引終了後に、取得する株式の総数100万株(自己株式を除く発行済株式総数の7.21%)、取得価額7.4億円を上限として、同日の東京証券取引所における終値740円で、21日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)において買付けの委託を行うことを発表し、好材料視されている。日立産機システムとの業務提携解消に伴い、日立産機システムが保有する株式の全てを自己株式として取得する。同社は本日、上記自己株式の取得及び取得終了を発表した。

<6072> 地盤ネットHD 172 -3

買い先行も伸びきれず続落。20日の取引終了後に子会社の地盤ネットが、日本蓄電池が進める系統用蓄電池の建設プロジェクトにおいて、現場測量・整地・地盤調査及び解析・防音フェンス等建設資材提供を含む総合支援サービスを提供することを発表している。現在大手電力会社との商談も進行中で、中期経営計画(FY2025~2027)の戦略に沿って、エネルギー関連分野をはじめとする成長市場へ積極的に参入し、事業領域の拡大を進め、企業価値のさらなる向上に努めるとしている。

<4891> ティムス 219 -22

大幅続落。20日の取引終了後にTMS-007(JX10)の中国における治験申請について申請が承認されたことを発表したが、上値は重い。この臨床試験は、ORIONと名付けられたCorxel Pharmaceuticalsが主導して行うグローバル治験であり、発症から4.5~24時間以内の急性期脳梗塞(AIS)患者を対象として、TMS-007(JX10)による機能改善効果を評価するために実施するものである。同社は、日本におけるパートナーとしてORION治験に参加する予定という。

<7069> サイバー・バズ 781 -3

続落。CARTA HOLDINGSとの業務提携契約締結を発表した。デジタルマーケティング事業に関して緊密な業務提携を行うことにより、双方が有する経営資源、経営ノウハウの有効活用、事業効率の向上等を図り、両社グループの保有するリソースの相互活用によるシナジー発揮を図り、両社グループ間のビジネス拡大、ならびに両社グループの持続的な企業価値向上を目指す。業務提携を行うにあたり、両社グループの関係性を更に強固なものとするため、サイバー・バズが無担保社債を発行しCARTAが引き受ける。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.