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セールスフォース、決算受け時間外で上下動 冴えない見通しもエージェント・フォースをアピール=米国株個別

材料
2025年2月27日 7時01分

(NY時間17:03)(日本時間07:03)時間外

セールスフォース<CRM> 302.10(-5.23 -1.70%)

セールスフォース<CRM>が時間外で上下動。引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。重要な指標である進行中の残存履行義務は予想を若干上回った。ただ、株価は発表直後に売りが強まった。ガイダンスも公表し、第1四半期と通期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されていた。

発表直後に一時10%近く下落したが、その後は本日終値付近まで買い戻されている。同社は人の指示を必要とせずに顧客サービスなどのタスクを完了させる「エージェント・フォース」の普及に注力してきた。10月にこの新サービスを開始したが、同様のビジョンを追求するマイクロソフト<MSFT>やサービスナウ<NOW>などのソフトウェア企業との競争に直面している。

しかし、同社は期待外れの業績予想にもかかわらず、エージェント・フォースの成約件数5000件をアピール。ベニオフCEOはインタビューで、「エージェント・フォースは第4四半期に信じられないほど好調だった」と述べた。同CEOは、ファイザー<PFE>、シンガポール航空、ジムチェーンのエクイノックスなどの顧客による利用を挙げた。

投資家は同社のトップが交代したことによる不透明感を指摘。長年CFOを務めてきたウィーバー氏とミルハムCOOがそれぞれ退任する。テクノロジー業界のベテランで、2013年から同社の取締役を務めてきたワシントン氏が新たに創設される最高財務・運営責任者の役職に就く。

同社は今月初め、AIに焦点を当てた取り組みに支出を割り当てるため、1000人以上の役職を削減。また、アルファベット<GOOG>のグーグルと25億ドルのクラウド契約を結び、従来のパートナーであるアマゾン<AMZN>のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)以外にもインフラを拡大した。

(11-1月・第4四半期)

・1株利益(調整後):2.78ドル(予想:2.61ドル)

・売上高:99.9億ドル 7.6%増(予想:100.4億ドル)

サブスク&サポート:94.5億ドル(予想:95.2億ドル)

サービス:23.3億ドル(予想:23.7億ドル)

プロフェッショナル&その他:5.42億ドル(予想:5.26億ドル)

・営業利益率(調整後):33.1%(予想:32.8%)

・前受収益(期末):207.4億ドル(予想:207.1億ドル)

・EBITDA(調整後):33.0億ドル(予想:32.9億ドル)

・残存履行義務:634億ドル(予想:620億ドル)

・進行中の残存履行義務:302億ドル(予想:301億ドル)

・FCF:38.2億ドル(予想:34.9億ドル)

(2-4月・第1四半期見通し)

・売上高:97.1~97.6億ドル(予想:99.1億ドル)

・1株利益(調整後):2.53~2.55ドル(予想:2.62ドル)

・進行中の残存履行義務:約10%増

(26年度通期見通し)

・売上高:405~409億ドル(予想:414.6億ドル)

・1株利益(調整後):11.09~11.17ドル(予想:11.19ドル)

・営業利益率(調整後):34%

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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