このあと2月のISM非製造業景気指数 前回から若干の低下が見込まれる
*ISM非製造業景気指数(2月)0:00
予想 52.5 前回 52.8
このあと日本時間0時に2月のISM非製造業景気指数が発表される。予想は52.5と前回から若干の低下が見込まれている。
前回1月分は新規受注が7カ月ぶりの水準に落ち込み、米経済の最大部分を占めるサービス業の勢いがやや失速していることが示唆された。今回もその流れは継続するものと見られている。前回は仕入価格が2023年2月以来の高水準となっていたが、今回もインフレの根強さが示されると見られている模様。
消費支出データによると、消費者は航空券や宿泊施設などの裁量的サービスへの支出を減速させていることが示されていた。高頻度の雇用データも2月は専門サービス、飲食、接客、娯楽の雇用が例年より低調だったことを示唆。景気の判断基準の50は維持するものの、極寒の天候とトランプ政権の政策による下振れリスクへの懸念が逆風になると見られている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース