バーリントン・ストアーズが決算受け大幅高　弱いガイダンスも懸念よりは良いとの評価＝米国株個別

（NY時間11:00）（日本時間01:00）

バーリントン・ストアーズ<BURL>　264.82（+27.87　+11.76%）

低価格衣料品販売のバーリントン・ストアーズ<BURL>が大幅高。取引開始前に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、１株利益も予想を上回った。ガイダンスでは予想を下回る見通しを示している。

ただ、株価はポジティブな反応。アナリストは、同業のロス・ストア<ROST>のガイダンスが冴えなかったことを考慮すれば、同社のガイダンスは懸念されていたよりも良いものだと評価した。なお、オサリバンＣＥＯは「２０２５年の見通しは非常に不透明だ」と述べている。

（１１－１月・第４四半期）

・既存店売上高：6.0％増（予想：2.0％増）

・１株利益（調整後）：4.07ドル（予想：3.76ドル）

・売上高：32.8億ドル　4.8％増（予想：32.4億ドル）

・商品在庫：12.5億ドル（予想：11.6億ドル）

（２－４月・第１四半期見通し）

・既存店売上高：横ばい

・１株利益（調整後）：1.30～1.45ドル（予想：1.69ドル）

・売上高：5～7％増

（通期見通し）

・既存店売上高：0～2％増（予想：2.2％増）

・１株利益（調整後）：8.70～9.30ドル（予想：9.41ドル）

・売上高：6～8％増

【企業概要】

米国・プエルトリコで、ファッション関連商品のオフプライス小売店舗を運営する。レディース・メンズウェア、子供服、美容アイテム、シューズ、アクセサリー、ホームウェア、玩具など、ファッションに特化した旬の商品を、他の小売店の価格よりディスカウントした価格で豊富に取り揃える。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース