東京為替:ドル・円は反落、午後は戻り鈍く失速

通貨
2025年3月7日 17時18分

7日の東京市場でドル・円は反落。前日大幅安の反動で早朝から買いが先行し、一時148円15銭まで上昇した。ただ、日経平均株価の大幅安でリスク回避の円買いがドルを下押し。午後は米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、147円39銭まで落ち込んだ。

・ユーロ・円は159円27銭から160円08銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0781ドルから1.0840ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値37,198.30円、高値37,221.65円、安値36,813.62円、終値36,887.17円(前日比817.76円安)

・17時時点:ドル円147円60-70銭、ユーロ・円159円90-00銭

【経済指標】

・中国2月輸出:前年比+2.3%(予想+5.0%、1月10.7+%)

・中国2月輸入:前年比-8.4%(予想+1.0%、1月1.0+%)

【要人発言】

・ビルロワドガロー仏中銀総裁

「インフレとの戦いに勝利しつつある」

「ECBは行動し、反応する準備ができていなければならない」

「将来に向けて選択肢はオープン」

・ボスティック米アトランタ連銀総裁

「関税がインフレを加速させるかは分からない」

「経済の方向性は非常に不透明」

「FRBは金利について忍耐強く対応することが賢明」

・加藤財務相

「金融政策は日銀の判断」

「為替は12月以降、一方的で急激な動きも」

「為替市場の動向を憂慮、行き過ぎた動きには適切に対応」

《TY》

提供:フィスコ

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