10万円以下で買える、連続増益＆低PBR 30社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では808銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが1倍未満――――を条件に投資妙味が高まる30社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは7日現在)
7日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益＆低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<1853> 森組 31900 0.7 1040 2 0.72
<2112> 塩水糖 34700 45.7 3100 2 0.59
<8285> 三谷産業 34800 6.4 2600 2 0.45
<3242> アーバネット 43600 1.0 2450 3 0.97
<9067> 丸運 45000 70.5 1200 2 0.51
<5363> ＴＹＫ 48500 21.9 4940 4 0.54
<4620> 藤倉化 50900 8.3 2000 2 0.37
<8737> あかつき本社 51000 10.1 4200 3 0.91
<7987> ナカバヤシ 54200 145 2460 2 0.54
<2418> ツカダＧＨＤ 56700 1.9 7869 3 0.84
<7266> 今仙電機 61300 92.3 500 2 0.27
<7539> アイナボＨＤ 63700 2.9 2550 2 0.59
<8920> 東祥 65600 22.0 5000 2 0.67
<7561> ハークスレイ 67500 10.1 2850 4 0.51
<1914> 日基技 70800 13.5 1590 4 0.60
<9307> 杉村倉 74500 0.4 1300 2 0.74
<4977> 新田ゼラチン 76600 67.9 4000 4 0.70
<6378> 木村化 76800 25.8 2770 2 0.83
<2009> 鳥越粉 77900 7.8 1510 2 0.51
<7871> フクビ 81400 0.6 2130 4 0.44
<9059> カンダ 81500 0.5 3550 2 0.69
<4248> 竹本容器 82500 4.3 1010 2 0.85
<2344> 平安レイ 82900 8.7 1916 4 0.47
<2927> ＡＦＣ－ＨＤ 83600 14.5 2200 3 0.83
<3417> 大木ヘルス 83600 1.3 3300 3 0.37
<5237> ノザワ 89500 8.4 2100 2 0.50
<6161> エスティック 90500 5.6 1637 4 0.92
<7670> オーウエル 97800 11.4 1350 4 0.48
<8844> コスモスイニ 98100 16.7 7800 4 0.70
<2903> シノブフズ 99300 3.8 2500 4 0.75
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース
