トラースOPが急反発、AI電力削減ソリューションの丸紅グループ導入を巡る動きが刺激材料に
トラース・オン・プロダクト<6696>が急反発、400円台後半に大きく切り返す動きをみせている。モノを起点としたSaaS事業や情報機器の受託開発事業を展開している。7日取引終了後、同社が開発したAI電力削減ソリューション「AIrux8」を、丸紅I―DIGIOグループの丸紅情報システムズ(東京都文京区)と共に丸紅I―DIGIOグループ会社が入居するビル内の執務室と会議室エリアへ導入することが決定したと発表、これが材料視された。トラースOPは2月26日にマドを開けて買われた後に調整色を強めており、足もと値ごろ感も意識されていた。時価総額20億円強の小型株であり、値動きの軽さに着目した買いを呼び込む格好となっている。