NY外為:ドル続落、リスクオフ加速、貿易摩擦悪化懸念強まる

通貨
2025年3月12日 2時23分

NY外為市場でドルは貿易摩擦悪化を受けた景気減速懸念に利下げ観測が強まり、続落した。トランプ米大統領はカナダの報復措置を受け、カナダ産鉄鋼とアルミニウム関税率を50%に引き上げることを示唆、さらに、同国製自動車への関税ひきあげを警告するなど、摩擦悪化が警戒されている。

ダウは700ドル近く下落。株安に連れリスク回避の動きも加速した。ドル・円は148円11銭から147円09銭まで反落した。ユーロ・ドルは1.0894ドルから1.0932ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2920ドルから1.2956ドルまで上昇し、それぞれ年初来高値を更新した。

ユーロ・円は161円73銭から160円82銭まで反落。ポンド・円は191円58銭まで上昇後、190円32銭まで下落した。

《KY》

提供:フィスコ

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