東京為替:ドル・円は軟調、午後は下げ足を加速

通貨
2025年3月13日 17時07分

13日の東京市場でドル・円は軟調。日経平均株価は寄付きから強含み、リスク選好的な円売りが先行し160円54銭まで上値を切り上げた。その後は日本株の上げ幅縮小で円売りは後退。午後は日経平均がマイナスに転じると、ドルは147円57銭まで下げた。

・ユーロ・円は161円51銭から160円53銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0896ドルから1.0860ドルまで値を下げた。

・日経平均株価:始値37,081.64円、高値37,326.27円、安値36,776.94円、終値36,790.03円(前日比29.06円安)

・17時時点:ドル円147円70-80銭、ユーロ・円160円50-60銭

【要人発言】

・ナーゲル独連銀総裁

「実際に関税が発動されれば、ドイツは今年、景気後退が予想される」

・カザークス・ラトビア中銀総裁

「インフレに関して全てが終わったとは言えない」

「金利は不確実性の中で会合ごとに決定される」

・加藤財務相

「現時点で日銀との共同声明を見直すことは考えてない」

「マクロの状況、需要でなく供給不足の局面に」

「物価上昇、海外発のコストプッシュ型と人件費上昇による基調的上昇の2つ」

「現時点でデフレにもどる見込みがない状況には至っていない」

「コストプッシュ型物価上昇の沈静化を見極めながら日銀・政府で対応が必要」

【経済指標】

・特になし

《TY》

提供:フィスコ

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