明日の為替相場見通し=日銀利上げ観測強まるか

通貨
2025年3月13日 17時16分

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加利上げ観測が一段と強まり円が買われる可能性がある。予想レンジは1ドル=147円00銭~148円20銭。

日銀の植田和男総裁は13日の参院財政金融委員会で、「引き続き賃金上昇は強い姿が続いている」との見解を示し、「今後、実質賃金あるいは消費についてはもう少し良い姿が見込まれる」と述べた。あすには連合による春闘の第1回回答集計結果の公表も控えており、内容次第では日銀が追加の利上げ観測が強まるだろう。

また、前日の米2月消費者物価指数(CPI)に続き、今晩発表の米2月卸売物価指数(PPI)の上昇率も鈍化するかどうかに注目。ただ、市場の関心はトランプ関税が物価にもたらす影響に移っており、米長期金利が上昇するようならドルに買い戻しが入るだろう。また、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数も発表される。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.