NY外為:リスクオフ緩和、関税懸念受けたユーロ売りも一服、米財務長官発言受け

通貨
2025年3月14日 0時27分

NY外為市場でドルは伸び悩んだ。米長期金利の上昇が一段落した。朝方発表された2月生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったが、週次失業保険申請件数が予想外に減少、さらに、関税による物価圧力を想定し長期金利が上昇した。その後、ベッセント財務長官がインタビューでトランプ大統領の関税策が他国が米国に賦課している関税解除が目的と主張し、関税の長期化懸念が後退した。

米10年債利回りは4.35%まで上昇後、4.31%に戻した。ドル・円は148円35銭まで上昇後、147円80銭まで反落。ユーロ・ドルは1.0830ドルまで下落後、1.0870ドルまで反発した。ポンド・ドルは1.2921ドルまで下落後、1.2960ドルまで反発した。

《KY》

提供:フィスコ

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