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本日注目すべき【好決算】銘柄 タイミー、GAテクノ、JEH (13日大引け後 発表分)

注目
2025年3月14日 7時01分

3月13日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

タイミー <215A> [東証G]  ★11-1月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地

◆25年10月期第1四半期(24年11月-25年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.5倍の13.9億円に急拡大して着地。スキマバイトサービス「タイミー」の登録ワーカー数、登録クライアント事業所数がともに増加する中、年末年始を中心とした深刻な人手不足を背景に、物流や小売業界などの利用が伸び、36.2%の大幅増収を達成した。

GAテクノ <3491> [東証G]  ★11-1月期(1Q)最終は5.7倍増益で着地

◆25年10月期第1四半期(24年11月-25年1月)の連結最終利益は前年同期比5.7倍の4.6億円に急拡大して着地。主力のRENOSYマーケットプレイス事業が商品ラインアップ拡充やストックビジネスの拡大によって大幅増収を達成した。バーティカルSaaSのネットワーク効果やM&Aなどを背景にITANDI事業の収益も大きく伸びた。

じげん <3679> [東証P]  ★今期配当を3円増額修正

◆25年3月期の期末一括配当を従来計画の7.5円→10.5円(前期は6.5円)に大幅増額修正した。業績動向や財務状況などを踏まえ、特別配当3円を実施する。権利付き最終日を27日に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

リッジアイ <5572> [東証G]  ★上期経常は4.2倍増益で上振れ着地

◆25年7月期上期(24年8月-25年1月)の連結経常利益は前年同期非連結比4.2倍の2億0200万円に急拡大し、従来予想の1億1500万円を上回って着地。AI活用コンサルティング・AI開発サービスにおける既存顧客案件の継続と大型化、人工衛星データAI解析サービスの案件増加に加え、研究開発や採用などの投資コストの発生が中間期末以降にずれ込んだことが上振れの要因となった。

通期計画の2億3000万円に対する進捗率は87.8%に達しており、業績上振れが期待される。

JEH <5889> [東証S]  ★今期営業は16%増で5期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は18円増配へ

◆25年1月期の連結営業利益は前の期比44.0%増の53.2億円に拡大して着地。続く26年1月期は前期比16.4%増の62億円と5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は金子眼鏡、フォーナインズの両ブランド合計で国内に5店舗以上、中国及び周辺諸国に3店舗以上の新規出店を計画するほか、価格改定や厳格なコストコントロールを実施する。

業績好調に伴い、前期の年間配当を56円→66円(前の期は19円)に増額し、今期も前期比18円増の84円に増配する方針とした。

併せて、30年1月期に営業利益100億円を目指す中期経営計画を策定。

巴工業 <6309> [東証P]  ★11-1月期(1Q)経常は55%増益で着地

◆25年10月期第1四半期(24年11月-25年1月)の連結経常利益は前年同期比55.2%増の18億円に拡大して着地。機械製造販売事業で国内向け販売が官需、民需ともに好調だったほか、海外向けの機械や装置・工事も伸長し、24.3%の大幅増収を達成したことが寄与。

第1四半期実績だけで、通期計画の50億円に対する進捗率は36.1%に達しており、業績上振れが期待される。

トラースOP <6696> [東証G]  ★今期経常は83%増益へ

◆25年1月期の経常損益(非連結)は600万円の黒字(前の期は7600万円の赤字)に浮上して着地。続く26年1月期の同利益は前期比83.3%増の1100万円に拡大する見通しとなった。今期はAI電力削減システム「AIrux8」、小売店舗向けDX製品「店舗の星」といったSaaS月額課金型ビジネス、機能特化型コンピューター「STB(セットトップボックス)」の販売拡大を見込む。また、デジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」のドコモショップ約2000店舗への導入が決定したことも織り込んだ。

併せて、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載は解消したことも明らかにした。

トーホー <8142> [東証P]  ★今期経常は8%増で2期ぶり最高益、前期配当を15円増額・今期は25円増配へ

◆25年1月期の連結経常利益は前の期比3.5%減の76.9億円になったものの、続く26年1月期は前期比7.9%増の83億円に伸び、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期はインバウンド需要の拡大などを背景に業務用食品卸を中心とする既存事業が堅調に推移するほか、食品スーパー事業からの撤退で収益力が向上する計画。

併せて、前期の年間配当を110円→125円(前の期は90円)に増額し、今期も前期比25円増の150円に増配する方針とした。配当利回りは5.45%に上昇。

オオバ <9765> [東証P]  ★今期配当を2円増額、株主優待の拡充も発表

◆25年5月期の年間配当を従来計画の40円→42円(前期は37円)に増額修正した。足もとの経営環境や財務状況を踏まえ、株主への利益配分を増やす。

併せて、株主優待制度を拡充すると発表。保有株数1000株以上かつ保有期間1年未満の優待内容をQUOカード2000円→4000円に変更するほか、保有年数「3年以上」の区分を追加し、保有株数に応じて800~1万円分のQUOカードを贈呈する。

株探ニュース

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