INPEXが7日続伸、ウクライナや中東情勢意識し原油価格上昇観測も
INPEX<1605>が7日続伸。14日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比0.63ドル高の1バレル=67.18ドルと上昇した。ロシアのプーチン大統領は13日、米国とウクライナが合意した30日間の停戦案に関して、即時受諾に難色を示したと伝わった。プーチン氏はロシアに有利な修正を求めているとみられ、ウクライナ戦争の早期停戦の見込みがやや後退するなか、ロシア産原油の供給回復観測が遠のいたことは原油高要因と受け止められた。更に、米軍が15日から16日にかけイエメンの反政府武装組織フーシ派を空爆したと報道されたことも、中東の地政学リスクが高まり原油価格を押し上げる可能性も意識されているようだ。