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NY連銀景気指数、先行き不透明感を示す 24年1月以来の低水準 仕入価格は上振れ

経済
2025年3月17日 22時40分

先ほど発表された3月調査のNY連銀製造業景況指数は、マイナス20.0と、2024年1月以来の水準に低下した。一方、仕入価格は上振れし、関税の影響で景気減速とインフレ加速が進むという見通しと整合。仕入価格は2年ぶり高水準となったほか、販売価格も2023年以来の高水準に上昇した。

新規受注は23年5月以来の大幅となる26ポイント以上の低下。出荷も大きく低下し、雇用と週平均就業時間はいずれも前月よりも縮小ペースを加速した。

製造業活動の急激な縮小は、政策の不透明感で製造業が失速しつつある状況を浮き彫りにしている。トランプ政権による関税政策も成長を減速させ、インフレを加速させるとみられている。

6カ月先の景況見通しは23年11月以来の水準に低下。受注や雇用の先行きに関する指数も悪化した。

*NY連銀製造業景気指数(3月)21:30

結果 -20.0

予想 -1.9 前回 5.7

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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