NY為替:米小売売上高は市場予想を下回る、ドル・円は149円台前半まで強含み
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円31銭まで下落後、149円28銭まで上昇し、149円21銭で引けた。米小売売上高が予想を下回ったためドル売りが優勢となった。その後、当面インフレリスクが存続するとの思惑に金利が下げ止まり、ドルの買戻しが強まった。
ユーロ・ドルは1.0887ドルへ弱含んだのち、1.0930ドルまで上昇し、1.0923ドルで引けた。ドイツの支出計画を巡る議会採決を明日に控え、支出拡大による景気底入れ期待感を受けた買いが下値を支えた。ユーロ・円は161円77銭から163円05銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2960ドルから1.2999ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8834フランから0.8798フランまで下落した。
《MK》