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【クラファン・優待】米国発 オンライン越境ヨガサービスのインターディメンション、3月22日募集開始

経済
2025年3月19日 19時40分

「越境マンツーマン」オンラインヨガサービスを提供するインターディメンション株式会社(東京都港区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは3月22日10時開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:1292万9700円、上限募集額:5013万9600円
・ VC出資実績あり
・ 事業会社/CVC出資実績あり
・ エンジェル出資実績あり
・ エンジェル税制あり(優遇措置B)
・ 株主優待あり:初月半額+月額プランを割引価格で提供
・ みなし時価総額:3億3046万8750円
・ 類似上場企業:トゥエンティーフォーセブン <7074> [東証G]、デコルテホールディングス <7372> [東証G]、フィットイージー <212A> [東証S]、SDエンターテイメント <4650> [東証S]、ジェイエスエス <6074> [東証S]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

「米国のユーザー×東南アジアのインストラクター」モデル

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

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(出典:FUNDINNO)

インターディメンションは、マンツーマン形式のオンラインヨガサービス「ONE OM ONE」を展開する企業です。同サービスは2023年にローンチし、主に米国市場をターゲットに事業を拡大しています。

物価の高い米国のユーザーに、物価の安い東南アジアのヨガインストラクターのクラスを提供することで安価なマンツーマンヨガレッスンを実現。「この独自のビジネスモデルにより、月額100ドル台で毎日オンラインレッスンを受講できる、競争力の高い価格設定としています」(同社)。

2024年3月にInstagramフォロワー数が6000人を突破、また、伊藤肇代表のデジタルマーケティングの知見を生かして、「online private yoga」の検索結果で世界1位となるなど、広告費を抑えつつ、ブランド認知を効果的に高めています。

同社は、米サンディエゴの「注目スタートアップ8選」や、ニューヨークのアクセラレータープログラムファイナリストに選出されるなど、海外のスタートアップコンペティションで高い評価を受けています。

同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

【成長のための課題】

・競争の激しい米国ヨガ市場でのプレゼンス向上

・「ヨガ=グループレッスン」という一般的な固定観念の変革

【解決方法】

・米国の比較サイトやレビューコンテンツを活用した認知向上

・インフルエンサーマーケティングの強化

ヨガ経験者は多いものの「継続」に課題

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社によると、国内の調査では、「ヨガ経験がある」人が全体の約7割である一方、「現在も通っている」人は約3割と、多くの人が「継続」をできていない現状があるそうです。

その理由の一つに「グループレッスンの壁」があり、年齢とともにクラスのレベルについていけなくなったり、コミュニティになじめず、離脱してしまったりするケースが少なくないといいます。

経済的な要因も大きく、米国では、一般的なマンツーマンヨガレッスン1時間に必要な費用は100ドル以上。とはいえ、低価格のオンラインコースは主に録画配信であり、「モチベーションの維持が困難」などの課題があるそうです。

「こうした課題を解決するためには、低コストでの運営ノウハウと、質の高い講師の育成・サポートの両立が不可欠です。弊社は、これらの要素を組み合わせた独自のビジネスモデルを構築し、ヨガをより身近で継続しやすいものへと変革して、世界中の人々の健康促進に貢献したいと考えています」(同社)

市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴

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(出典:FUNDINNO)

同社によると、世界のヨガ市場は2022年に1038億ドルを超え、2030年までに年平均約5.8%の成長が見込まれているそうです。

世界的な経営者やトップアスリートのほか、近年では、福利厚生としてヨガを取り入れる企業も増加。「コロナ禍を機にさまざまなオンラインサービスが普及する中、現代人のストレスに対処し、心身の健康に貢献するヨガ市場は今後も拡大が期待されています」(同社)。

「米国の富裕層をターゲットとしたフィットネス企業は、市場の伸びとともに飛躍的に成長しており、弊社もこれらのロールモデルにならい、事業を拡大していきたいと考えています」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

同社のオンラインヨガサービスは「低価格×高満足度」を最大の強みとしています。

マレーシアにヨガインストラクターの育成拠点を置き、低コストでありながら高品質な人材を安定的に確保することで、「質」が求められるマンツーマン指導を業界水準より低い価格で提供。

また、米国市場がメインターゲットであるため、東南アジア(特にマレーシア)との時差を利用し、リアルタイムレッスンを行いやすいというメリットもあります。

同社はテクノロジーを活用したサービスにも注力しており、受講者がレッスン中に練習したポーズを映像で振り返る機能を搭載。「今後は生成AIを活用した姿勢補正フィードバックや、個人の成長に応じたレッスンの自動カスタマイズなど、パーソナライズされた機能拡充を進めていく計画です」(同社)。

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(出典:FUNDINNO)

同社は、7日間のトライアルプランから毎日利用可能なプランまで、受講者のニーズに応じた3プランをサブスクリプションで提供しています。

サブスクリプション収益のうち、インストラクターに支払われるのはレッスン料の約50%。今後、会員数が増加し、1回あたりのレッスンの提供人数が増えることで収益性の向上を見込んでいます。

今後は、米国市場の動向を踏まえて、ユーザーの反応を見ながら、段階的に価格を調整する予定です。最終的には、平均受講回数を月10回に引き上げ、「通い放題」プランを「150ドル」に設定し、粗利益率を約3割まで引き上げるとしています。

同社は自社の競争優位性について、「価格面」「インストラクター育成システム」「生成AIを活用した受講者データベースの構築」を挙げています。

マレーシアにインストラクター育成拠点を置き、日本最大級のヨガスクールを運営するアンダーザライトと連携することで、質の高いインストラクターの育成・安定供給を実現、低価格かつ高品質なサービスを提供しています。

「生成AIを活用したデータベースの蓄積による、継続的な利用者エンゲージメントの向上が可能なことも大きな強みであると自負しています」(同社)

マレーシアなど東南アジアには英語を公用語とする国が多いため、オンライン英会話市場は急速に成長しましたが、多くの事業者が参入し、市場は飽和状態に。「一方、ヨガインストラクターの育成環境は限られており、専門的な教育機関もほとんどないため、競合が容易に参入できない点も特徴です」(同社)。

今後の成長に向けて

(1)将来的なExitはIPOを計画

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(出典:FUNDINNO)

(2)短期計画

コンテンツマーケティングの強化により、米国市場における有料会員数の拡大に注力したい考えです。現地のライターなどと連携し、コンテンツを定期的に配信することでブランド認知向上に取り組んでいくといいます。

「米国市場では、ターゲットとなる年代や人種に合わせたペルソナを設定することで効果的にユーザーを獲得していきたいと考えています」(同社)

ポイントシステムやゲーミフィケーション要素の導入なども検討しており、受講者のモチベーションを高め、エンゲージメントを強化する施策も実施していくとしています。

(3)中長期計画

米国での事業展開が安定した段階で、他国への展開を視野に入れています。

欧州、カナダ、オーストラリアなどの先進国や、ドバイやサウジアラビアなど、すでに一定のユーザーがいる中東地域への進出も計画中です。「これらの地域は国土が広く、英語圏ではヨガ市場が成熟しているため、スムーズに事業を横展開できると考えています」(同社)。

米国市場で影響力や認知度が高まったフェーズでは、戦略的な資本業務提携の拡大も計画。事業シナジーのある企業と提携し、国内外での市場シェア拡大と収益基盤の強化を図り、最短でのIPOを目指していきます。

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・トゥエンティーフォーセブン <7074> [東証G]

・デコルテ・ホールディングス <7372> [東証G]

・フィットイージー <212A> [東証S]

・SDエンターテイメント <4650> [東証S]

・ジェイエスエス <6074> [東証S]

株主優待

【基準日】

毎年5月末日

【優待内容】

株主全員に、初月半額+月額プランを5%オフ価格で提供

フレックスマンスリープラン(68ドル)

初月34ドル→17ドル

プレミアマンスリープラン(108ドル)

初月54ドル→27ドル

エリートマンスリープラン(158ドル)

初月79ドル→39ドル

【申し込み方法】

・基準日経過後、メールにて、申し込みの案内をする。

【注意事項】

・いずれのプランも、2カ月目以降は通常価格の5%オフでの提供となる。

・優待内容は今期(2025年5月期)の内容。

・優待内容は変更や廃止になる場合がある。

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

インターディメンション株式会社

東京都港区芝大門二丁目2番1号ACN芝大門ビルディング6階

資本金:28,801,705円(2025年2月12日現在)

発行済株式総数:140,625株(同)

発行可能株式総数:10,000,000株

設立日:2017年10月20日

決算日:5月31日

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 伊藤肇

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 21,336株

■募集株式の払込金額

1株当たり 2,350円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額1,292万円を以下の目的に充てる予定。

広告宣伝費及び関連人件費 800万円

営業費用 208万円

手数料 284万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額3,720万円(目標募集額1,292万円と上限募集額5,013万円との差額)を以下の目的に充てる予定。

広告宣伝費及び関連人件費 2,150万円

営業費用 300万円

ヨガインストラクター採用教育費 150万円

システム開発費 302万円

手数料 818万円

■投資金額のコース及び株数

98,700円コース(42株)

197,400円コース(84株)

296,100円コース(126株)

394,800円コース(168株)

493,500円コース(210株)

987,000円コース(420株)

1,974,000円コース(840株)

2,961,000円コース(1,260株)

3,948,000円コース(1,680株)

4,935,000円コース(2,100株)

9,870,000円コース(4,200株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、493,500円コース(210株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、9,870,000円コース(4,200株)を上限とする。

■申込期間

2025年3月22日~4月11日

■目標募集額

12,929,700円(上限募集額 50,139,600円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は40,072,200円とする。

■払込期日

2025年5月8日

■連絡先

インターディメンション株式会社

電話番号:03-6774-6586

メールアドレス:ir@interdimension.jp

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。(要・投資家登録)

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