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ワージントン・スチール、冴えない決算も株価上昇=米国株個別

材料
2025年3月20日 23時28分

(NY時間10:24)(日本時間23:24)

ワージントン・スチール<WS> 28.03(+1.15 +4.28%)

鉄鋼加工製品のワージントン・スチール<WS>が前日引け後に12-2月期決算(第3四半期)を公表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。同社のギルモアCEOはは声明で「予想通りに第2四半期からの逆風が第3四半期も続き、顧客は不確実性に直面している。ただ、第3四半期の最後の月には根本的な需要改善の兆しも見られた」と述べた。

冴えない決算で、株価は売りが先行したものの、動きが一巡するとプラスに浮上。特段の買い材料は見当たらないものの、悪材料出尽くし感が出ているのかもしれない。

(12-2月・第3四半期)

・1株利益(調整後):0.35ドル(予想:0.48ドル)

・売上高:6.87億ドル(予想:7.11億ドル)

・粗利益率(調整後):11.8%(予想:12.2%)

・EBITDA(調整後):4190万ドル

【企業概要】

北米の自動車・農業・建設やその他の市場向けに鉄鋼加工製品を提供する。平鋼コイルを顧客の仕様に合わせた種類・寸法・形状・表面品質に加工して販売し、特殊再圧延・溶融亜鉛メッキ等の炭素平ロール鋼加工、自動車・産業用モーター等向けの精密電磁鋼板ラミネートの製造、溶接技術による自動車軽量化を手掛ける。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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