東京為替:ドル・円は軟調、午後は下落基調に
25日の東京市場でドル・円は軟調。米10年債利回りの上昇を受けたドル買いが先行し、朝方に150円94銭まで値を上げた。ただ、151円に接近すると利益確定売りが強まり失速。午後は米金利の低下や海外株安で下落圧力が強まり、150円41銭まで下げた。
・ユーロ・円は163円02銭から162円39銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0809ドルから1.0785ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値37,953.15円、高値38,115.65円、安値37,686.26円、終値37,780.54円(前日比172.05円高)
・17時時点:ドル円150円70-80銭、ユーロ・円162円50-60銭
【要人発言】
・植田日銀総裁
「保有ETF処分は具体的な姿を言える段階にはない」
「保有ETF処分、適正な対価、損失回避、市場影響に配慮」
「国債残高の影響の大きさが金利下げる効果は当面作用」
「GDPギャップ、日銀と内閣府の試算で大きな違いはない」
「保有国債残高の減少ペースは、極めて緩やか」
【経済指標】
・特になし
《TY》