東京為替:ドル・円は反落、夕方に下げ足速める

通貨
2025年3月28日 17時06分

28日の東京市場でドル・円は反落。期末に伴うドル買いが先行し、朝方に151円21銭まで値を上げた。その後は米高関税政策を嫌気した日本株安で円買いが強まり、ドルは失速。午後は米10年債利回りの低下で本日安値を下抜け、150円38銭まで下落した。

・ユーロ・円は163円17銭から162円19銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0801ドルから1.0782ドルまで値を下げた。

・日経平均株価:始値37,357.52円、高値37,359.95円、安値36,864.93円、終値37,120.33円(前日比679.64円安)

・17時時点:ドル円150円30-40銭、ユーロ・円162円20-30銭

【要人発言】

・習・中国国家主席

「一部の国が貿易問題を政治化している」

「一部の国は経済ルールに反する決定をした」

「世界的なサプライチェーンの安定を維持する必要」

「米中関係は引き続き安定的、健全であるべき」

・3月日銀会合主な意見

「経済・物価の見通し実現していけば、引き続き金融緩和の度合いを調整」

「見通しが実現する確度をアップデートしながら適切に判断必要」

「当面0.5%金利の下での経済・物価反応見極めるのが適当」

「米国発下方リスク足元急速に強まっている」

「関税問題展開次第で日本の実体経済に悪影響の可能性十分ある」

「利上げタイミングのより慎重な見極め必要」

「米関税問題、中国製品との競争激化で日本経済下押しリスク」

「不確実性は高まっているが、今後の状況によっては果断に対応すべき場面も」

【経済指標】

・日・3月東京都消費者物価コア指数:前年比+2.4%(予想:+2.2%、2月:+2.2%)

・英・10-12月期国内総生産(GDP)改定値:前年比+1.5%(予想:+1.4%、速報値+1.4%)

・英・2月小売売上高:前月比+1.0%(予想:-0.5%、1月:+2.1%→+1.6%)

・英・1月商品貿易収支:-178.49億ポンド(予想:-167億ポンド、12月:-174.47億ポンド→-197.23億ポンド)

《TY》

提供:フィスコ

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