シカゴPMIをきっかけに株式に買い戻し ドルも買いの反応
*シカゴPMI(3月)22:45
結果 47.6
予想 45.0 前回 45.5
日本時間22時45分に発表になった3月調査のシカゴPMIが予想を上回ったことをきっかけに米株式市場は下げ渋る動きが出ている。ダウ平均は先週末の流れを引き継いで下げて始まり、取引開始直後に一時435ドル安まで下げ幅を広げたが、95ドル安程度まで下げ幅を縮小している。
シカゴPMIは製造業とサービス業の両方の企業景況感指標だが、2023年以来判断基準の50を下回る状況が続いている。しかし、今年に入って改善の兆候も見せており、今回は47.6と2023年11月以来の高水準に上昇した。
消費者や企業の信頼感を示すソフトデータに弱い内容が相次ぐ中で、本日のシカゴPMIは一服感を与えているようだ。
為替市場ではドル買いの反応が見られ、ドル円は149.80円付近まで上昇。再び150円をうかがう動きが出ている。
NY株式31日(NY時間10:09)(日本時間23:09)
ダウ平均 41488.20(-95.70 -0.23%)
ナスダック 17027.29(-295.70 -1.66%)
CME日経平均先物 35755(大証終比:+95 +0.27%)
USD/JPY 149.81 EUR/USD 1.0803 GBP/USD 1.2925
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース