外為サマリー:149円80銭台で推移、相互関税の発表控え神経質な展開

通貨
2025年4月1日 15時16分

1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円83銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円92銭前後と同39銭程度のユーロ高・円安で推移している。

米国時間2日にトランプ米政権は相互関税を発表する見通し。関税発動に伴う米国景気の減速懸念が広がるなかで、神経質な展開となった。3月31日の米国市場でNYダウが朝安後にプラス圏に浮上するなど、底堅い動きを示したことは投資家のリスク許容度の改善につながり、ドル買い・円売りを促した。朝方にドル円は一時1ドル=150円10銭台まで買われたが、その後は上値を追う姿勢がみられず伸び悩んだ。4月1日の東京市場で日経平均株価が上昇一服後に下げに転じるなど、軟調な動きとなったことは、円買いを誘う要因となった。午後にドル円は149円50銭台まで上げ幅を縮小する場面があった。

日銀は1日、3月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表。大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス12と、前回の2024年12月調査のプラス14から低下した。外為市場の反応は総じて限定的だった。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0807ドル前後と同0.0024ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.