コアウィーブが大幅反発 IPO価格を上回って推移=米国株個別
(NY時間12:32)(日本時間01:32)
コアウィーブ<CRWV> 43.45(+6.37 +17.18%)
クラウドコンピューティング・プロバイダーのコアウィーブ<CRWV>が大幅反発。先週末にナスダックに上場したが、冴えないスタートとなり、前日はIPO価格40ドルに対して36ドルまで下落する場面が見られていた。本日は一時46ドル台半ばまで上昇し、現在もIPO価格を上回って推移している。
先週、同社は当初の計画であった4900万株を1株47-55ドルで販売するという計画を変更し、1株40ドルで3750万株を販売した。市場は精彩を欠いたデビューに落胆し、AIへの先行き不安感を象徴する展開とも捉えられていたが、本日はIT・ハイテク株が全体的に買い戻されていることもあり、同社株にも見直し買いが出ているようだ。
同社はAIアプリを実行する強力なプロセッサに対する需要の波に先駆けて、データセンター用のエヌビディア<NVDA>のグラフィックチップをいち早く採用していたことで話題を集めていた。
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース