話題株ピックアップ【夕刊】(3):フォトシンス、アクセスHD、東京産

注目
2025年4月2日 15時48分

■Photosynth <4379>  320円  +11 円 (+3.6%)  本日終値

Photosynth<4379>が反発。午前10時ごろ、「Akerun入退室管理システム」が四日市大学・四日市看護医療大学内の無人コンビニエンスストアに採用されたと発表しており、好材料視された。販売パートナーである理経<8226>との協業を通じて実現したもので、学内に新たに開店した無人運営コンビニエンスストアに導入した。無人化により従来の有人売店よりも営業時間を長く確保できることや、いつも持ち歩いているスマートフォンやICカードで入店できるなど、学生や教職員など利用者の利便性を向上させたほか、常駐スタッフが不要になることで人件費の削減も実現する。なお、フォトシンスと理経は、今後も大学や学校法人などに向けて積極的にAkerunを展開するとしている。

■アクセスHD <7042>  526円  +18 円 (+3.5%)  本日終値

アクセスグループ・ホールディングス<7042>が8日ぶりに反発。1日の取引終了後、人財ソリューション事業を展開する子会社アクセスネクステージが、東京都から「令和7年度 中小企業しごと魅力発信プロジェクト実施運営等業務委託」を受託したと発表しており、好材料視された。同事業は、若者や女性に訴求するような中小企業の魅力発信につながる取り組みを推進して、中小企業の人材確保を支援するもの。同社グループは、官公庁や地方自治体による受託事業を多数運営してきた実績を持っており、今回の受託により東京都内中小企業の人材確保を支援するとしている。

■東京産業 <8070>  716円  +24 円 (+3.5%)  本日終値

東京産業<8070>は高い。同業の西華産業<8061>が2日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、東京産株の保有割合が11.58%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入った。西華産は保有目的について「投資収益を目的とした株式取得」としたものの、続けて「中期経営計画において収益力強化に向けた補完的M&Aの活用を表明しており、今後政策保有目的へ変更の可能性を検討していく」とした。報告義務発生日は1日。

■フィットイージー <212A>  1,461円  +36 円 (+2.5%)  本日終値

フィットイージー<212A>が5営業日ぶりに反発。同社は1日取引終了後、3月度の主要KPI(会員数及び店舗数)を公表。既存店の会員数は前年同月比14.0%増の12万1000人となり、順調に推移していることが買い手掛かりとなったようだ。全店ベースの会員数は同53.8%増の16万3000人。全店舗数は194店で、前月から3店舗の増加、前年同月と比べると46店舗の増加となっている。

■デルタフライ <4598>  572円  +14 円 (+2.5%)  本日終値

Delta-Fly Pharma<4598>が大幅高で3日ぶりに反発。1日の取引終了後、難治性・再発急性骨髄性白血病治療薬として開発中の「DFP-10917」について、長期間安定製剤の開発に成功し、PTC(特許協力条約)出願とPTC対象外国の台湾に出願を行ったと発表しており、好材料視された。「DFP-10917」に関しては、1型と2型の安定結晶に係る物質特許や、低用量で長期間持続点滴静注により重篤な副作用を伴わずにがん細胞を自然死させる用法用量特許、がん細胞への選択的輸送を狙ったDDS(ドラッグデリバリーシステム)に関する特許を有しているが、特許の有効期間の延長を図るため、新たに長期安定製剤を開発し販売後の製品の独占的な供給期間に備えたとしている。

■Will Smart <175A>  885円  +19 円 (+2.2%)  本日終値

Will Smart<175A>が強含み。同社はきょう、ゼンリン<9474>と協業すると発表しており、これが株価を刺激したようだ。これは、「交通空白」による課題の把握・解消のため、データを活用した地域の交通ニーズの調査から地域に最適なモビリティサービスの開発までをトータルでサポートするソリューションの提供に向けたもの。精度の高い「地域公共交通計画」策定のためのデータ分析基盤の開発や交通空白地向けの事業支援・システム構築に取り組み、将来的な社会実装を目指すとしている。

■三井住建道路 <1776>  1,369円  +16 円 (+1.2%)  本日終値

三井住建道路<1776>が高い。1日の取引終了後、アクティビストとして知られる村上世彰氏の長女である野村絢氏と、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が、三井住建道の株式を取得していたことが明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、野村氏とシティインデックスイレブンスの共同保有割合は5.01%となった。報告義務発生日は3月25日。保有目的には「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」と記されている。

■IBJ <6071>  642円  +6 円 (+0.9%)  本日終値

IBJ<6071>が4日ぶりに反発。1日の取引終了後に発表した3月度の結婚相談所事業の新規入会者数が前年同月比35.5%増の6242人と大幅な増加が続いていることが好感された。また、月間お見合い件数も同20.9%増の8万7150件となり、前年から続く新規入会者数増加によって既存会員の活動が活性化されたことに加え、加盟店同士の交流を目的とした「ブランチ制度」により会員に対するサポートのノウハウが相談所間で共有されたことで、仲人のスキルや対応力が高まっていることなどが奏功した。

■エルテス <3967>  605円  -58 円 (-8.8%)  本日終値

エルテス<3967>が大幅反落。1日の取引終了後、集計中の25年2月期連結業績について、営業利益を従来予想の3億3000万円から1億円(前の期比45.1%減)へ下方修正したことが嫌気された。デジタルリスク事業が計画を上回る形での着地になったことなどにより、売上高は72億円(同10.2%増)の従来予想を据え置いたものの、AIセキュリティー事業で23年10月にサービス提供を開始したAIK assignの受注リードタイム長期化などにより、警備DX領域のトップライン伸長が計画通りに進捗していない状況が継続していることに加えて、スマートシティ事業のプロパティ・マネジメント領域において、一部オーナーの物件売却やサブリース契約の解約などが発生した一方で、新規管理物件獲得を担う営業人員の不足により新規管理物件の獲得が大きくは進まなかったことも重なり、大幅な管理物件数の減少が生じたことなどが要因としている。なお、最終利益は1億5000万円を見込んでいたが、未定(前の期2億5700万円)に修正している。

●ストップ高銘柄

日本オーエー研究所 <5241>  861円  +150 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値

トヨコー <341A>  960円  +150 円 (+18.5%) ストップ高   本日終値

新光電気工業 <6967>  7,605円  +1,000 円 (+15.1%) ストップ高   本日終値

など、4銘柄

●ストップ安銘柄

ZenmuTech <338A>  4,700円  -1,000 円 (-17.5%) ストップ安   本日終値

ペルセウス <4882>  486円  -100 円 (-17.1%) ストップ安   本日終値

Terra Drone <278A>  7,750円  -1,500 円 (-16.2%) ストップ安   本日終値

以上、3銘柄

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