テスラ、1-3月の販売台数が予想を大きく下回る=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間22:47)
テスラ<TSLA> 259.11(-9.35 -3.48%)
テスラ<TSLA>が反落。取引開始前に1-3月の販売台数を公表し、33万6681台と2022年以来の低水準となり、予想も大きく下回った。販売台数は13%減少。人気モデルの切り替えとマスクCEOに対する国際的な反発などが背景にある。
この数字は、今年初めの同社の事業がどれほど混乱したかを物語っている。同社は、モデルYの再設計に伴い、世界中の工場を再編成したが、これは1つの車種から次の車種に移行する際に一般的に見られる生産量の減少につながった。
異例なのは、マスクCEOの政治への関与で、それにより米国と欧州で抗議活動が巻き起こったことだ。同CEOがワシントンやその他の場所で、極右の候補者や主義を支持する姿勢を示したことに対し、ここ数週間でデモが活発化している。
マスクCEOはトランプ政権で連邦職員削減の取り組みを主導し、ドイツの連邦議会選挙に介入。米国のNATO脱退に賛同している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース