トランプ大統領、相互関税を賦課へ 日本は24% カナダとメキシコは現時点で対象外

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2025年4月3日 6時11分

トランプ大統領は先ほど、世界の貿易相手国に対し相互関税を課すと発表した。トランプ大統領は米国への全輸出品に最低10%の関税を賦課する。明らかにされた表によると、関税率は中国が34%、EUは20%、日本は24%、ベトナムは46%となっている。

トランプ大統領はホワイトハウスのローズガーデンでのイベントで、「長年に渡り、大半において米国の犠牲の下に他国が富と権力を得る中、勤勉な米国民は傍観者の立場を強いられてきた。だが今後はわれわれが繁栄する番だ」と述べた。

なお、カナダ・メキシコ関税でUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)免除を継続しており、カナダとメキシコは現時点で相互関税の対象外となっている。

予想以上に厳しい内容との受け止めから、市場はネガティブな反応を示しており、米株式市場は時間外でIT・ハイテク株中心に下落しているほか、円相場は円高の動き、米国債利回りは発表前の上げから急低下している。

NY株式2日(NY時間17:10)(日本時間06:10)

ダウ平均   42225.32(+235.36 +0.56%)

ナスダック   17601.05(+151.16 +0.87%)

CME日経平均先物 36085(大証終比:+325 +0.93%)

米国債利回り

2年債   3.858(-0.023)

10年債   4.131(-0.038)

30年債   4.500(-0.024)

期待インフレ率   2.337(+0.001)

※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY 149.20 EUR/USD 1.0855 GBP/USD 1.3015

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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