米大手銀株が本日も売り強まる リセッション警戒でロングを見直す=米国株個別
(NY時間09:37)(日本時間22:37)
JPモルガン<JPM> 215.62(-11.67 -5.13%)
シティグループ<C> 58.73(-4.32 -6.85%)
バンカメ<BAC> 34.84(-2.38 -6.40%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 62.12(-3.55 -5.41%)
ゴールドマン<GS> 483.87(-27.37 -5.35%)
モルガン・スタンレー<MS> 101.16(-6.77 -6.27%)
米大手銀株が本日も売りが強まっている。前日のKBW銀行株指数は9.9%安と、2023年3月の米地銀危機以来最大の下げ幅を記録した。トランプ関税の影響は海外よりも米国のほうが大きいとの指摘もある中、エコノミストからはリセッション(景気後退)の可能性も指摘されている。基本的に景気敏感株の代表セクターである銀行株のロングポジションを見直す動きが集中しているようだ。
本日は中国がトランプ関税に対して、報復措置を発表したことで貿易摩擦のエスカレートへの不安感を強めている。中国政府が4月10日から、米国からの全輸入品に34%の関税を課すと伝わった。4%のトランプ関税に対する報復措置。加えて複数のレアアース関連製品に輸出制限を実施するとも伝わっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース