くら寿司ＵＳＡが続落　海外からの原材料依存度が指摘される＝米国株個別

（NY時間14:23）（日本時間03:23）

くら寿司ＵＳＡ<KRUS>　43.24（-4.18　-8.81%）

くら寿司ＵＳＡ<KRUS>が続落。関税とロサンゼルスでの火災の影響により、くら寿司の株価は今年に入ってからすでに５０％超下落している。それとは別に２月には、幅広い業態のレストラン業界全体で客足が鈍っていた。

アナリストは「同社は海外からの原材料調達への依存度が他社よりも遥かに高いことから、関税の影響を最も受けやすい」と述べている。仕入れの海外エクスポージャーが６０％以上と推定しているという。

同社は来週の４月８日に１２－２月期（第２四半期）の決算を公表予定だが、同アナリストは既存店売上高を２％減と見込んでいるが、代替データからは、１桁台半ばから後半、あるいはそれ以上の減収となる可能性があるとしている。ロサンゼルスの郡および都市圏でのエクスポージャーがそれぞれ８．５％および１７％であることが一因。

【企業概要】

テクノロジーを駆使した日本食レストランのコンセプトで、魅力的な回転寿司サービスモデルを通じて本格的な日本料理を提供する。人工調味料、甘味料、着色料、保存料を使用せず、高品質の食材を使用した出来立ての日本料理を手頃な価格と居心地の良い雰囲気で提供する。餃子・天ぷら・ラーメン等も扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース