かぶたん ロゴ

東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は145円台に失速

通貨
2025年4月7日 17時07分

7日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米相互関税の混乱で週明けの取引は窓を空けて寄り付いたが、早朝に144円82銭から上昇基調に。ただ、米金融政策の維持を見込んだドル買いで正午前に146円84銭まで強含んだ後、世界株安への警戒で145円台に失速した。

・ユーロ・円は158円47銭から160円73銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0918ドルから1.1049ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値33,154.97円、高値33,158.87円、安値30,792.74円、終値31,136.58円(前日比2,644.00円安)

・17時時点:ドル円145円70-80銭、ユーロ・円160円50-60銭

【経済指標】

・独・2月鉱工業生産:前月比-1.3%(予想:-1.0%、1月:+2.0%)

【要人発言】

・正木日銀大阪支店長

「米相互関税、企業マインドにはマイナスの影響」

「過去に類例のない経済への負のショック、いろいろ起こりうる」

「2%物価目標の実現に向けて最適な金融政策を行うことに尽きる」

・ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁

「米関税措置、ユーロ圏の経済成長が0.5-1%鈍化させる可能性」

・トランプ米大統領

「貿易赤字が解決されない限り中国と取引しない」

・石破首相

「(米国との関税交渉は)1回で話をつけなければいけない」

「(トランプ米大統領との)電話会談は早ければ早いほど良い」

「米国の関税政策、極めて不本意で極めて遺憾」

「企業の資金繰り・雇用の維持に万全を期す」

・林官房長官

「石破首相とトランプ米大統領の電話会談を調整中」

「米国には引き続き関税措置の見直しを強く求めていく」

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集