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アプライド・デジタルが決算受け急落 技術的問題の発生が影響し失望的な内容=米国株個別

材料
2025年4月16日 1時25分

(NY時間12:22)(日本時間01:22)

アプライド・デジタル<APLD> 3.63(-1.74 -32.40%)

データセンターとクラウドインフラを手掛けるアプライド・デジタル<APLD>が急落。前日引け後に12-2月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、EBITDAも予想を下回った。クラウドサービス部門で技術的問題が発生し、その影響で失望的な内容となった。

アナリストは「GPUの容量の一部(計算では3分の1程度)を予備からオンデマンドに変更した際に技術的な問題が発生したため、予想よりも弱い数字となった。一方、ノースダコタ州エレンデールにあるデータセンターの正式リースに関する最新情報を引き続き待っている」とコメントしている。

経営陣はスケジュールを早め、経済性を改善する可能性を秘めたリース交渉において、ハイパースケーラー(大手IT)だけでなく、より小規模な企業とも協議中だという。

(12-2月・第3四半期)

・1株損益(調整後):-0.08ドル(予想:-0.11ドル)

・売上高:5290万ドル(予想:6340万ドル)

・EBITDA(調整後):1000万ドル(予想:1690万ドル)

【企業概要】

次世代データセンターとクラウドインフラの開発・構築・運用を行う。安全でスケーラブルで持続可能なデジタルホスティング、ターンキーCSaaS、GPU-as-a-Serviceソリューションで、世界で最も厳しいAI/ML、ブロックチェーン、ハイパフォーマンスコンピューティングのワークロードを支援。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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