10万円以下で買える、連続増益＆低PBR 33社【プライム】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では326銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)直近の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(3)PBRが0.8倍未満――――を条件に投資妙味が高まる33社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは18日現在)
なお、20日(日)16時00分に「10万円以下で買える、連続増益＆低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<8338> 筑波銀 22200 78.4 4400 2 0.19
<7354> Ｄｍミックス 23300 25.8 1750 2 0.79
<6615> ＵＭＣエレ 26700 5.4 1300 2 0.39
<8346> 東邦銀 34000 26.2 10500 2 0.41
<4093> アセチレン 35900 2.4 2500 4 0.70
<6958> 日本ＣＭＫ 37100 25.1 6000 2 0.35
<8714> 池田泉州ＨＤ 43500 17.3 18800 2 0.50
<6768> タムラ 44400 0.9 5000 3 0.61
<8524> 北洋銀 45300 31.1 24400 2 0.41
<6742> 京三 45600 84.1 6000 2 0.60
<8600> トモニＨＤ 52700 5.0 22600 5 0.36
<7888> 三光合成 57200 12.0 4400 5 0.56
<5957> 日東精 57600 3.6 3700 2 0.61
<5852> アーレスティ 60000 11.1 2860 2 0.30
<8864> 空港施設 64000 36.8 4343 2 0.55
<6330> 東洋エンジ 64400 7.2 7500 5 0.60
<7180> 九州ＦＧ 64720 8.0 41500 4 0.39
<7167> めぶきＦＧ 66460 26.9 80000 2 0.65
<6306> 日工 66600 35.3 2900 2 0.77
<8860> フジ住 67400 0.9 6700 4 0.46
<8203> ＭｒＭａｘ 68600 8.4 4100 2 0.63
<3580> 小松マテーレ 77500 9.7 2900 2 0.77
<8544> 京葉銀 77800 14.2 17900 2 0.30
<3101> 東洋紡 86000 65.2 11500 2 0.39
<4331> Ｔ＆Ｇニーズ 86100 3.9 3900 3 0.77
<5959> 岡部 86800 8.5 4800 2 0.67
<6741> 日本信号 87700 11.5 8800 2 0.56
<6809> ＴＯＡ 89600 5.1 3900 2 0.57
<6118> アイダ 90300 47.4 5300 2 0.63
<4097> 高圧ガス 91200 8.2 7200 4 0.65
<1946> トーエネク 94200 12.8 14300 2 0.67
<8359> 八十二 98470 60.4 56500 2 0.44
<4220> リケンテクノ 99100 4.8 10000 4 0.79
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PBRが倍。
※直近の業績予想が最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース
