ロバート・ハーフが決算受け下落　貿易政策が企業の信頼感を圧迫と指摘＝米国株個別

（NY時間10:26）（日本時間23:26）

ロバート・ハーフ<RHI>　41.95（-4.51　-9.70%）

人材派遣のロバート・ハーフ<RHI>が下落。前日引け後に１－３月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益が予想の半分程度だったほか、売上高も予想を下回った。

同社は、貿易政策が企業の信頼感を圧迫していると指摘。ワデルＣＥＯは声明で「貿易を含む政策動向に伴う経済の不確実性が高まったことを受け、事業環境の信頼感は鈍化した。顧客と求職者の慎重姿勢が継続し、意思決定サイクルの延長と採用活動の鈍化、新規プロジェクトの開始抑制に繋がっている」と述べた。

（１－３月・第１四半期）

・１株利益：0.17ドル（予想：0.37ドル）

・売上高：13.5億ドル　8.4％減（予想：14.1億ドル）

契約人材：7.63億ドル（予想：7.88億ドル）

正社員派遣：1.12億ドル（予想：1.12億ドル）

プロティビティ：4.77億ドル（予想：5.01億ドル）

・営業利益：4.99億ドル（予想：5.25億ドル）

【企業概要】

世界で人材ソリューションとビジネスコンサルティングサービスを提供する。財務・会計、テクノロジー、マーケティング・クリエイティブ、法務・総務、カスタマーサポートの分野に特化した人材派遣と人材紹介サービスに取り組む。ビジネス及び技術に関するリスクコンサルティングと内部監査サービスも行う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース