ローマ新教皇にプレボスト枢機卿　初の米国出身

バチカンは新たな教皇にロバート・フランシス・プレボスト枢機卿を選出。米国出身初の教皇となる。６９歳の新教皇は、教皇名にレオ１４世を名乗り、サンピエトロ広場を見下ろすバルコニーに現れ、世界中に紹介される際、数千人の信者から歓声で迎えられた。

新教皇は「平和があなたと共にありますように」と旗を振る歓声に包まれた群衆に語りかけた。

新教皇はシカゴで生まれたが、生涯の大半を米国外で過ごし、主にペルーとローマで過ごした。２０１８年にはペルー司教会議の第二副会長に就任した。統治経験、現実主義、バチカンの内部事情に精通していることで知られている。

今回、教皇選挙人団が合意に至るまで僅か２日しかかからなかったことは、フランシスコ前教皇が任命した多くの選挙人が含まれていたことから、前教皇が意思決定に影響を与えた可能性を示唆している。

トランプ大統領は「何という興奮、そして我が国にとって何という栄誉だ。レオ１４世教皇との会談を楽しみにしている。これは非常に意味深い瞬間となるだろう！」と投稿した。

株探ニュース