ドイツ、ウクライナの長距離ミサイル生産に協力へ
ドイツのメルツ首相はウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、長距離兵器の生産で両国が協力すると発表した。ドイツはウクライナとの協力を強化し、同国内で長距離兵器の生産が可能になるよう支援するとメルツ首相は表明。ゼレンスキー大統領は、長距離兵器の必要性を繰り返し訴えた。
メルツ首相は「両国の軍産協力の新たな形態が始まる。そこには大きな可能性がある」と述べた。北海海底経由でロシア産ガスをドイツに供給する新パイプライン「ノルドストリーム2」が稼働することはないとの姿勢も改めて示した。
ゼレンスキー大統領は27日、国内の兵器生産強化とロシアの進軍阻止のため、年内に300億ドルが必要だと支援国に呼び掛けていた。
株探ニュース