伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月6日記)
日経平均株価は、現在がダブル・トップを形成中なら、6月4日高値の3万7868円が6月の最高値となって、下降を開始する公算です。
本日は価格が上昇しても、昨日の高値3万7732円を前に上値を抑えられて、6月2日安値の3万7320円以下を目指す動きになると考えられます。
3万7320円以下へ下げると、弱気の流れを確認して下げが勢いづく可能性が出てきます。
目先、5月13日高値の3万8494円を超える可能性があるなら、本日は寄り付き後の早い時間帯から上昇を開始して、6月4日高値の3万7868円まで上げる動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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