クリスピー、マクドナルドとの提携終了 株価への影響は限定的=米国株個別
(NY時間10:15)(日本時間23:15)
クリスピー・クリーム<DNUT> 2.63(+0.01 +0.19%)
マクドナルド<MCD> 289.21(-0.31 -0.11%)
ドーナツのクリスピー・クリーム<DNUT>がマクドナルド<MCD>との提携を終了したと発表した。コストの課題を理由に挙げている。両社は持続可能なビジネスモデルの確立が困難だったことし、7月2日をもって提携を終了すると発表した。
提携は、マクドナルド店舗で同社のドーナツを販売する目的で開始されたものだったが、店舗ごとの需要に見合ったコスト調整がうまく行かず、このビジネスモデルの継続が困難になったと説明している。
今後、同社は米国内の高需要小売店舗と海外フランチャイズの成長に注力する方針。一方、マクドナルドは「朝食は引き続き戦略の重要な柱だ」と述べている。
ただ、株価への影響はいまのところ限定的。
【企業概要】
ドーナツ店、大手小売業者、eコマースやデリバリー事業者を介したオムニチャネルで、新鮮で高品質なドーナツを提供する。また、パッケージされたクッキーケーキ・アイスクリーム・ブラウニーなどのスイーツも取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース