<マ-ケット日報> 2025年6月25日
25日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比151円高の3万8942円だった。前日の米株高や長期金利の低下、原油相場の下落を受けて買い先行のスタート。3万9000円という心理的な節目を前に伸び悩み買い方がやや躊躇している格好だが、株を売る材料が全体的に後退しているため高値圏で安定した動きを続けている。日銀の審議委員がタカ派的な発言をしたことでやや警戒感が働いたが、その程度の材料ではもはや基調は崩れそうにない強さが表れている。
昨日の米国市場はイスラエルとイランの停戦合意を受けてダウ平均は3日続伸。株価は3月上旬以来の水準まで回復した。トランプ大統領がSNSで停戦を発表した後もイスラエル、イラン間で小競り合い的なミサイル攻撃が双方にあったものの、再度トランプ氏が攻撃をやめるよう迫ったことでようやく沈静化した。市場はこれを受けてリスクを取る動きを活発化。S&P500種指数も続伸して2月以来の高値へ。ナスダック指数も2月中旬以来の水準に回復している。
さて、東京市場は昨日に急伸した反動もあって米株上昇に見合った上げ幅とはならなかったが、日経平均がザラバで前日比マイナスに転じるとすかさず買いが入るなど締まった需給関係は続いている。一方、上場全銘柄を反映するトピックスが5日連続で日足陰線を引くなど全体としては上値がやや詰まり気味な面も。下値は堅いが上値買う材料が不足している点も否定できない。(ストック・データバンク 編集部)