エヌビディア、再びＳ＆Ｐの最高値を牽引＝米国株個別

（NY時間13:42）（日本時間02:42）

エヌビディア<NVDA>　157.51（+2.49　+1.61%）

エヌビディア<NVDA>が５日続伸。同社はＡＩ業界とＳ＆Ｐ５００の上昇を牽引しているが、本日も上昇しており、トランプ大統領が世界的な関税を発表した後の安値を付けた４月初め以降、６０％超上昇している。

アナリストによると、今年初めに中国のディープシークが低コストで独自のＡＩモデルを開発したと発表し、ＡＩ関連銘柄は失速したが、それらへの投資が再び活発化しているという。

ＡＩが支配する未来に向けて米企業が準備を進める中で、先端チップへの需要が依然として強いことを裏付けていると指摘。

また、ホワイトハウスが貿易協定の締結を目指して一部の関税を撤回する姿勢を示しており、関税も脅威とは見られなくなっている。これは自動車メーカー、製造業者、電機メーカーなどからの需要に依存する半導体メーカーにとっても良い兆候だという。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース