<マ-ケット日報> 2025年7月9日
9日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比132円高の3万9821円だった。前日の米ハイテク株高や円安の動きを受けて開始早々に300円近い上げを演じた。しかし、買い一巡後は急速にだれてしまい前場中ごろからは一時マイナス圏へ。やはり心理的な節目である4万円に近づくと買い方にもためらいが出るようだ。もっとも、トピックスやプライム指数は一貫してプラスを維持しており全体の基調は万全。日経平均も最終的にはしっかりとプラスで終え4万円再挑戦の段にある。
昨日の米国市場はトランプ大統領の強気な関税政策を受けてダウ平均は続落した。日本、韓国への25%関税に続き、銅、医薬品など分野別関税を強化すると会見で発表したことが影響した。このほか中国との貿易協議でもお互いのさやあてが続き買い方は慎重姿勢に転じている。一方、実需売りは少なくハイテク株などには買いが入っている。全体として押し目買い意欲も強く、ナスダック指数は小幅ながらも反発した。
さて、東京市場は米半導体・ハイテク株高や1ドル=146円台後半に入った円安を受けて全体的には買いが勝る展開。トランプ関税に関してはとりあえず25%を織り込んだ状態で、今後の影響を見極めながらも静かに買いを入れて行く流れが主のようだ。今月の日経平均は日足陰線が多く4万円辺りで上値がつかえている様子が見て取れる。ただ下値が浅く日柄をかければ4万円乗せは問題ないだろう。(ストック・データバンク 編集部)