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東京為替:ドル・円は伸び悩み、149円付近に売り

通貨
2025年7月16日 12時13分

16日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。前日発表された米消費者物価指数(CPI)でインフレ再燃が裏付けられ、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測の後退によるドル買いが先行。ただ、心理的節目の149円付近で売りが強まり一段高は阻止された。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円70銭から149円03銭、ユ-ロ・円は172円62銭から172円99銭、ユ-ロ・ドルは1.1599ドルから1.1615ドル。

【要人発言】

ローガン米ダラス連銀総裁

「基本シナリオとしては、引き締め的な金融政策を維持」

「労働市場の軟化が近いうちに利下げを必要とする可能性」

「利下げのタイミングを誤れば、雇用を支えるため一段の利下げを強いられる」

「早すぎる利下げは、物価安定までの長い道のりで経済に深い傷を残しかねない」

「6月のCPIデータは、FRBが目標とする2%のPCEインフレ率上昇を示唆」

「インフレ軟化と労働市場の弱まりが、早期の利下げを正当化も」

《TY》

提供:フィスコ

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