概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

<マ-ケット日報> 2025年7月30日

市況
2025年7月30日 16時46分

30日の市場は日経平均が小幅ながらも4日続落。終値は前日比19円安の4万654円だった。前週に急騰した反動がかなりおさまってきたようで、この日は米株安にもかかわらず全体的に落ち着いた値動きとなった。米中両国が関税の停止期間を90日間延長すると伝わったが、これは事前に織り込んでいたようでさほど買い材料視されることはなかった。明日から日米ともに金融政策会合が行われるため積極的に売り買いする向きは乏しく終日模様眺め的な相場となった。

昨日の米国市場は主力企業の決算が嫌気されてダウ平均は続落した。この日事前予想に届かなかった四半期決算を発表したユナイテッドヘルスが急落してダウ平均の足を引っ張った。ボーイングやメルクなど他の銘柄も同様に売られ買い材料不在の1日に。連日で過去最高値を更新していたナスダック指数は5日ぶり、S&P500種指数は7日ぶりに反落した。それでも下げ幅は限定的で米国株全体の上昇基調に今のところ変化はまったく見られない。

さて、東京市場はようやく目先筋の売りが一巡し下値が安定してきた様子。チャート面でも日経平均は10日移動平均線(4万594円)にサポートされる形で下げ止まり反転の体勢を整えつつある。4日間の調整で売り物はかなり消化してきたが、トランプ関税合意に続く材料が見当たらず方向感を少し失っている状態。足元の4-6月決算も今のところ決め手に欠き相場はやや夏枯れ状態だ。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集