米銀行株、今後も下落圧力にさらされる可能性＝米国株個別

（NY時間12:33）（日本時間01:33）

ＪＰモルガン<JPM>　292.05（+2.68　+0.93%）

バンカｍ<BAC>　45.78（+0.12　+0.26%）

シティグループ<C>　91.88（+0.65　+0.71%）

ウェルズ・ファーゴ<WFC>　77.02（-0.76　-0.98%）

ゴールドマン<GS>　722.94（+13.37　+1.88%）

モルガン・スタンレー<MS>　141.17（+2.08　+1.50%）

アナリストは、銀行株は今後も下落圧力にさらされる可能性があると指摘。８－９月は季節的に弱い時期であり、米経済の健全性を巡る議論が続く中、銀行株は引き続き圧力を受ける可能性があると述べている。

先週発表の７月の米雇用統計が驚きの弱さとなり、失業率も上昇。これを受けて金曜日の取引で大手銀株が軒並み下落したことを受けた見解だという。

アナリストは「信用の質に対する見通しを判断する上で、労働市場の堅調さは重要だ」と述べた一方、カバレッジ内の３０行以上の銀行やキャピタル・ワン<COF>といったカード会社、オルタナティブレンダー、クレジット市場の最近のデータを見ても、米企業および消費者の多くは比較的健全な状態にあるとしている。ただし、失業率が急上昇すれば、この見方は否定される可能性があると警戒を示している。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース