【クラファン】上場企業注目 溺水を1秒で検知する安全監視システム プライムセンス、8月16日募集開始
独自のプール安全監視システムを開発する株式会社プライムセンス(東京都渋谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは8月16日10時開始を予定しています。
| ・ | 普通株式型 |
| ・ | 目標募集額:800万円、上限募集額:3000万円 |
| ・ | エンジェル税制あり(優遇措置A+プレシード・シード特例適用) |
| ・ | みなし時価総額:1億2000万円 |
| ・ | 類似上場企業:ソラコム <147A> [東証G]、エコモット <3987> [東証G]、セキュア <4264> [東証G]、セーフィー <4375> [東証G]、Laboro.AI <5586> [東証G] |
溺水防止へ、テクノロジーを活用

(出典:FUNDINNO)
プライムセンスの高木淳代表とCTO(最高技術責任者)の後藤淳一氏は富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)に30年以上勤務し、さまざまな製品を開発してきました。
高木氏はインクジェット技術の新規立ち上げをけん引し、10機種以上の製品の開発・導入に従事。特許出願30件以上、グッドデザイン賞受賞2回の実績があります。後藤氏はエンジニアとして、ハードウェアからソフトウェアまで幅広い技術領域をカバー。富士ゼロックスで30機種以上のインクジェットやレーザー複合機の開発・導入に携わり、特許出願は24件に上ります。

(出典:FUNDINNO)
プライムセンスは水泳時の事故防止を目指して、RFIDタグ(※1)を活用したプール安全監視システム「Meel(ミール)」を開発しています。同システムは、利用者のスイミングキャップに装着した小型・電池不要のRFIDタグをプールサイドのアンテナで常時監視し、水没状態を検知するとすぐに監視員へ知らせるものです。
システム開発では千葉大学と共同研究を進めており、水中でのRFIDタグ最適化など技術的な課題の克服を推進。また、千葉県柏市や神奈川県藤沢市などの協力を得て実証実験を進めており、2026年3~4月ごろのローンチを目指しています。

(出典:FUNDINNO)
子どものプールでの水難事故は毎年全国で発生しており、監視員がいても完全に防ぐことは難しいといいます。溺水防止への関心の高まりなどから、これまでの人的監視中心の体制からテクノロジーを活用した対策への需要が増加しており、首都圏の民間フィットネスクラブを中心に本格的な導入拡大を図る計画です。
「海外需要も想定して特許出願を準備しており、この技術を用いた他の安全監視領域への展開など成長の可能性があると考えています」(同社)
(※1)RFID(Radio Frequency Identification):電波を用いて、離れた場所から非接触でタグのデータを識別するシステム
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・新規性の高いシステムのため、自治体の予算確保が難しい
・ソリューションに対する社会的認知度の形成、啓蒙が必要
【解決方法】
・導入に向けた補助金制度等の活用を推進
・試験運用を通じた導入事例の獲得とマーケティングによる認知拡大
世界の溺死者は年間23万5000人
同社によると、世界では年間約23万5000人が溺死しており、国連では2021年、「溺水予防に関する決議」が採択され、加盟国に「溺水防止に向けて自発的に行動を起こす」よう呼び掛けています。
溺水事故は発見が難しく、特に子どもは静かに溺れていることが多いため、助けを求めたとしても溺れる直前に10~20秒もがくだけだといいます。低酸素状態が3~5分続くと脳の障害が発生し、短時間で死に至る可能性もあるため、「溺水事故を減らすには、溺水を迅速に発見し、救助・救護することが重要です」(同社)。
これまでの水難事故対策は主に人的監視の強化や設備の改修、水質管理にとどまっており、プールの安全管理におけるITソリューションの導入は進まず、近年は監視カメラを導入する例もあるものの、「プライバシーや映像流出のリスク、溺水検知にタイムラグがあるなどの課題から導入が進んでいないのが現状です」(同社)。
事業内容・特徴・ビジネスモデル

(出典:FUNDINNO)
「Meel」利用者が、小型のRFIDタグを内蔵したアタッチメントをスイミングキャップに装着すると、プールサイドに設置されたアンテナがタグを0.3~1秒間隔でモニタリングし、利用者が一定時間以上(任意に設定)水没すると、システムが「溺水の可能性あり」と判断。監視モニターへの表示と警報、監視員が持つウェアラブルデバイスへの振動でリアルタイムに危険を知らせます。
「『Meel』を人的監視の補助的な機能として活用することで監視の精度を上げ、確実で迅速な救助を実現します。それにより、監視員や指導者の精神的負担を軽減することが可能です」(同社)

(出典:FUNDINNO)
溺水検知システムには、プール上部や水中に設置した監視カメラで映像を解析する方法や、Bluetoothなどを活用して位置情報を把握するものもありますが課題も多く、プールでの導入は進んでいないそうです。
RFIDを使用した「Meel」は映像を使用しないため、監視カメラと比べてプライバシー面でのリスクがなく、また、Bluetoothのタグはバッテリー充電や交換が必要で、耐水性が高いタグは高価になる傾向があるといいます。
「RFIDタグは高い検知速度と精度を低コストで提供することができ、水辺で使用する機器としてのメンテナンス性に優れているのも大きな特徴です」(同社)

(出典:FUNDINNO)
「Meel」は水没状態の検知に特化しており、特にスイミングスクールや水泳講習での事故防止に高い効果を発揮すると同社は考えています。
既存施設への後付けが可能で、施設の規模や用途に応じて柔軟に設置できるため、導入費用を抑えつつ、最適な形でカスタマイズできることが特徴です。
収益モデルは、主にスイミングスクールや自治体にシステムを月額利用料(1店舗あたり約4万円)で提供し、安定的・継続的な収益確保を図るといいます。
「初期の設置費用として130万円程度を想定していますが、利用する事業者や学校に応じて、初期費用も月額料金に組み込むことなども検討しています」(同社)
2029年よりIPO準備開始を計画

(出典:FUNDINNO)

(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・ソラコム <147A> [東証G]
・エコモット <3987> [東証G]
・セキュア <4264> [東証G]
・セーフィー <4375> [東証G]
・Laboro.AI <5586> [東証G]
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社プライムセンス
東京都渋谷区恵比寿西2-4-8 ウインド恵比寿ビル8F
資本金:1,000,000円(2025年8月4日現在)
発行済株式総数:100株(同)
発行可能株式総数:10,000株
設立日:2024年6月21日
決算日:5月31日
※2025年8月8日を効力発生日として、1株を120株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は12,000株、発行可能株式総数は1,000,000株となる。
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 高木淳
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 3,000株
■募集株式の払込金額
1株当たり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額800万円を以下の目的に充てる予定。
開発費 424万円
広告宣伝費 200万円
手数料 176万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額2,200万円(目標募集額800万円と上限募集額3,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
開発費 698万円
人件費 618万円
広告宣伝費 400万円
手数料 484万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2025年8月16日~9月1日
■目標募集額
8,000,000円(上限募集額 30,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は24,000,000円とする。
■払込期日
2025年9月26日
■連絡先
株式会社プライムセンス
電話番号:047-130-6312
メールアドレス:jun.takagi@primesense.co.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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