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アプライド、決算受け大幅安 中貿易摩擦が需要に悪影響を及ぼす見通しを示唆=米国株個別

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2025年8月15日 22時51分

(NY時間09:51)(日本時間22:51)

アプライド<AMAT> 163.85(-24.39 -12.96%)

半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が大幅安。前日引け後に5-7月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第4四半期のガイダンスで1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示したことが失望感に繋がっている模様。

米中貿易摩擦が需要に悪影響を及ぼす見通しを示唆した。米国による貿易制限や関税は半導体製造装置の需要を脅かしており、同社の業績予想を難しくしている。特に自動車部品や産業部品向け製造装置の受注が弱い。一方、AI向けコンピューティング部品製造装置の需要はこれまで急増していた。

ディッカ―ソンCEOは声明で「現在、マクロ経済や政策環境がダイナミックに変化しており、中国事業を含め短期的な不透明感と視認性の低下が高まっている」と述べた。また、ヒルCFOは「第4四半期の売上高は、中国での設備消化と市場集中やファブ稼働時期による先端顧客からの非線形需要により減収を見込んでいる」と述べている。

ただ、アナリストは「中国での設備投資の消化期間および最先端ファウンドリー分野での需要のばらつきにより、慎重な見通しを示したが、現在の状況は構造的な問題ではなく、投資タイミングによるものだ」と分析している。

(5-7月・第3四半期)

・1株利益(調整後):2.48ドル(予想:2.36ドル)

・売上高:73.0億ドル 7.7%増(予想:72.1億ドル)

半導体システム:54.3億ドル(予想:53.9億ドル)

アプライド・グローバル:16.0億ドル(予想:15.5億ドル)

ディスプレイ・関連市場:2.63億ドル(予想:2.50億ドル)

・粗利益率(調整後):48.9%(予想:48.3%)

(8-10月・第4四半期見通し)

・売上高:62.0~72.0億ドル(予想:73.2億ドル)

・1株利益(調整後):1.91~2.31ドル(予想:2.38ドル)

・粗利益率(調整後):48.1%(予想:48.3%)

【企業概要】

半導体製造工程における、エッチング・高速熱処理・成膜などの製造装置を製造・販売し、装置や工場の性能と生産性を最適化する統合ソリューションとして、アップグレードサービスや部品交換なども行う。また、テレビ・モニター・ノートパソコンなど消費者向け製品の液晶ディスプレイ技術も有する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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