ホーム・デポ、冴えない決算も売上が再び成長に転じた点を評価=米国株個別
(NY時間09:50)(日本時間22:50)
ホーム・デポ<HD> 413.19(+18.49 +4.68%)
ホームセンター最大手のホーム・デポ<HD>が上昇。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を下回ったほか、1株利益も予想を下回った。通期のガイダンスは従来の見通しを維持している。
発表を受けて時間外で株価は冴えない反応を示していたが、売りが一巡すると買い戻しが膨らんでいる。照明やガーデニングといった小規模プロジェクトに顧客が投資したことで、売上が再び成長に転じた。予想にはやや届かなかったものの、前年の3.3%減からは大幅な改善を見せている。
アナリストからは「増加幅は小さいものの、前四半期から明確な改善を示しており、住宅改善需要の低迷がようやく終わったとの自信につながる」との評価も出ていた。
DIYセクターは過去2年間、米消費者が新築購入や大型リフォームを控えたことで、売上減速に直面してきた。マクフェイルCFOはインタビューで「顧客はプロジェクトを延期しているが、中止しているわけではない」と説明した。米国内の既存店売上高は四半期を通じて加速し、7月には3%超の伸びを記録。16の主要部門の大半で売上増となった。アナリストは「DIY需要の伸びがプロ向け事業と同程度だったのは注目に値する」と述べている。
マクフェイルCFOは、輸入品の大半がトランプ大統領の新関税発動前に入荷していたため、価格を維持できたと説明。ただし、年後半には一部商品の値上げが避けられないとの見方も示す一方、同社は50%以上を米国内で調達しており、競争力ある価格を維持するとした。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:1.0%増(予想:1.4%増)
米国:1.4%増(予想:1.6%増)
・1株利益(調整後):4.68ドル(予想:4.72ドル)
・売上高:452.8億ドル 4.9%増(予想:454.3億ドル)
・平均顧客単価:90.01ドル(予想:89.63ドル)
・顧客取引数:0.9%減
・商品在庫:248.4億ドル(予想:245.8億ドル)
・販管費:77.6億ドル(予想:76.5億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:約1.0%増を維持(予想:1.1%増)
・売上高:約2.8%増を維持
・営業利益率:約13.0%を維持(予想:13.3%)
・1株利益:約3.0%減を維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース